this episode means a lot to me

自分のためのブログです。日々のやったこと・ふりかえりを主に書いています

MENU

界隈で使われる「組み合わせテスト」の狭義な意味

組み合わせテストについてのまとめ。こちらのやり取りを見て一緒くたにしておりちゃんと説明できる自信がないので備忘録として。

おさらい

まず組み合わせには3つのパターンが存在する。(※定義は自己解釈を含む)
なお、有則と無則は造語のためJSTQBシラバスには存在しない

  • 有則…因子同士を組み合わせて、影響のあるテスト
  • 無則…因子同士を組合わせても何の影響もない入力セット
    • 悪影響がないことをテストする目的で利用
  • 禁則…組み合わせの出来ない入力セット

組み合わせテストって何?

組み合わせテストの定義は、Combinatorial testingである。(Combinationではない)
Combinatorialを使うのは以下の通り、明確な意図をもってテストケース数を減らすための技法となる。
対してCombinationはただ組み合わせただけで、テストケースは爆発する。

組み合わせテストとは、有則に絞っておりかつ因子間の組み合わせ可能なペアを精査したものと理解。
DT…Decision table
CEG…Cause-Effect Graph(原因結果グラフ)
CFD…Cause Flow Diagram

TBDモデリングすると腑に落ちると思う

少し乱暴に言うと、DT、CEG、CFDは、「制約条件」で外すことを指定されたり、特別な扱いをするもの以外は基本的に「すべて」の因子・水準を組み合わせるテストケース設計技法。組み合わせテスト(Combinatorial testing)は全てではなく「n-wise」で因子・水準を組み合わせる技法。

 最後に

にしさんの耳の痛いお言葉で、まだまだ道具に振り回されているなあと改めて実感しました。

TODO

ISO/IEC/IEEE 29119-4 Test Techniquesを読む

コンテキストがよくわかっていないので確認する。

参考