初めて米国株式(lyft)を買ってみた。
今回楽天証券で、Lyftを購入しました。
その際の主な疑問(と戦略・勘所)についてのメモです。
※調べたことで記憶をベースに記載しているので、若干の正確性には欠けます。また、ドメインにも疎いので一部誤りもある可能性があります。
主幹事JPモルガンについて
JPモルガンは寄付き(上場初値$90まで)をひっぱらず、さっさと開けるタイプの投資銀行。あとからジワジワあおるタイプ。
調達金額22.15億ドルは荷が重く、株価を持ち上げられないリスクと、ディールサイズの大きさで事務が混乱するため待たされることが想定される。
JPモルガンは寄付きを「引っ張らず」、サッサと開けるタイプの投資銀行です。でも今回のディールはサイズが大きいので事務が混乱することも。米国市場が開いた後も1時間くらいは待たされる覚悟をすること。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2019年3月28日
上場初値の各価格帯における戦略と、メジアン値
上場初値は90ドル、86.4ドル、79ドルを境界値として扱っている。
79ドルはIPOで購入した投資家の損切ライン。(1 for 1で、72ドル+上場時に86ドルの平均)
それ以外の境界の導出は不明だったので、聞いてみた。▼
90ドル、86.4ドル、79,ドルを境界値として扱っていますが、90と86.4ドルの数字はどこから出てきたのでしょうか?
— vCriptho (@Ryzxas) 2019年3月30日
79ドルはIPOで購入した投資家の損切ラインとのことで理解できましたがよければご教授ください。(1 for 1で、72ドル+上場時に86ドルの平均)
今回IPO時の価格72ドルから切りあがっているのでので
初日のメジアン値は+33%です。それを当てはめればターゲット価格は95.76ドル($72*1.33)
上場初値に勢いがない場合(たとえて言えば79ドル以下)、投資家は嫌な予感を感じて売りはじめます。だから79ドル以下での寄付きなら、パスして!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2019年3月28日
記事にも書いたけど、過去の経験則ではレンジが切り上がったディール(=今回がそうです)の場合、初日のメジアン値は+33%です。それを当てはめればターゲット価格は95.76ドルということになる。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2019年3月28日
購入までの流れ
1.楽天証券で米国株価の取り扱いの申請をする。
2.マーケット開始23:30(サマータイム22:30~)を待つ
3.寄付きを待つ。
いまは投資家が注文を入れるにあたり、よりどころとなる手掛かりが一切ない状態です。だからまず仮気配を示す。それを示したところで「みなさん、これでいいですね?」と再確認の作業があります。だから仮気配が提示されても10分くらいは取引開始できない。
仮気配が提示されたとろこで機関投資家セールスは注文を入れた投資家に「これでよろしいですか?」と一斉に再確認の電話をします。その過程で気配が下がることもあります
4.指値で株を購入する(今回は1株から購入可能だった)
結果
- 理想的なな開幕だったが、フリッパー(目先の利益を重視する投資家)により売り抜けられ、IPOで購入した投資家の損切ライン以下まで暴落
ナスダックはマーケットメーク制なので実需の売り物を計算するためには÷2してやる必要があります。すると3234万株が売られた計算になります。今回売出し株数は3077万株、それにグリーンシューの461.55万株を足すと3538.55万株が投資家に渡されたので、その大部分がフリッパーにより売り抜けられました
— じっちゃま (@hirosetakao) 2019年3月29日 - 上手い人は80ドルあたりを背に買い始めていた。
結果を受けての反省
主幹事・他の投資家の行動方針など事前に分析したリスク通り悪い方向に転んだなという感じ。
- 上場初値から価格が下がることも予想されるので、最初にのっかる必要はなかった。
- 薄々感づいてもいたが、なぜ広瀬さんはもともとJPモルガンにいた。これと主幹事の状況を照らし合わせると(略)
- ※ただし、事前にきちんと値崩れするリスクを説明してくれていた。
- 何か確証のあるラインを味方につけて、進めていくことが大事。予想をして先回りしようとしすぎない
でもその代りに、悪い決算が出た後、「機関は1日では売り終わらない」という法則を利用します。また、良い決算が出た後、「機関は1日では買い終わらない」という法則を利用します。つまりそのときのモメンタムにつけということです。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2019年3月29日 - 当初の予定22時30分から大幅に遅れ、24:30分ごろから取引が開始された。取引開始アラームはをさっさと実装しておけばよかった
- 日本の証券会社だと、実際のマーケットから15分遅れた価格が表示されて使い物にならない。
- 現地の取引所のチャートをベースに見るといいらしい。
finance.yahoo.com
- 現地の取引所のチャートをベースに見るといいらしい。
今後の方向性
論点は以下。特に勘所があるわけでもないのと、状況をウォッチするための勉強代だと思ってしばらく握ってみることにする。
- 80ドルのラインで耐えていたが、IPOに参加した投資家の損益ラインである79ドルを切ってしまい売りが加速すると想定される。
- モルスタとゴールドマンが、リフトの株価がずっこけたまま放置するか?肝心の4月のUber(リフト3~5倍の規模)のIPOが覚束なくなる。
UberのIPOはリフトの3から5倍くらいの規模になると思います。そしてUberがホットディールになれば、それに先回りしたいと浮足立つ投資家は沢山いるはず。彼らは先ずリフトを買うことでブームに乗っかろうとします。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2019年3月29日
焦ったこと
円決済で謎の手数料がかかっていたのは、為替変動分掛目5%分だった
楽天で初参加してみたものの、86ドルで買って95ドルで売っても微損になりそうだった
20株・単価86.17USD・為替レート111.03USD/JPY・受渡代金201,891円だと、1万円ほど闇の中にきえている。
手数料975円だけだと辻褄あわないので調べてみたら、以下の通りでした。