QAエンジニアのためのOSSコントリビュートハンズオン 参加レポ
概要
Seleniumに限らず、オープンソースソフトウェアを利用するにあたって、使い方などについてブログなどにアウトプットするのは素晴らしいことですが、コードやドキュメントへの直接的な貢献を行うのも言うまでもなく重要です。また、普段の業務で開発に直接関わっていない方でも、OSSへの貢献を通じて開発サイクルやバージョン管理について理解を深めれば、実業務に様々な良い影響をもたらしたり、スキル向上やキャリアアップに繋げることもできます。
「興味はあるけど手が出しづらい、誰かに教えてほしい」という方、是非この機会に一緒に手を動かしてみませんか?
最近少しはコードを書くようになり、今後の開発への理解を深める意味でOSSが一つのきっかけになればと思い参加した。
当日は以下を参考に進めていく paper.dropbox.com
やったこと・学んだこと
- QAでもOSSコントリビュートに携わりやすいことを知る
- 貢献の仕方はコードを書くだけではない!翻訳やissueをあげるなど様々な貢献の仕方がある
- コード上の誤字の修正だけでもよい
- firstcontributionsのリポジトリに対してForkからPull Requestを実施する
- 一人でgitの操作はある程度やってたが、githubのforkを利用した開発や複数人でどうしていくのか?といった不安を解消した
- きちんとプロジェクト毎にルールが決まっているためそこを読んでいけばよい
- プロジェクトの探し方
- Good First Issueから探す
- 興味のある分野から探す
- 各プロジェクトのタグで、初見でも取り組める簡単なものが割り振られている場合があるのでまずはそこから
- コミットするプロジェクトが決まったら、OSS Gateのイベントものぞいてみる
- Open Source Guidesも教えて頂いた。
- OSSへの貢献の仕方なども含めた、入門者に対しての疑問がまとめられている
Open Source Guide日本語訳版を公開しました。このガイドは、企業がOSSを公開する時にどういうことを考慮したらよいか、どういう準備をしたらよいか、どう運営したらよいかについてベストプラクティスをまとめてあります。https://t.co/9gLctfw4Hi #OSS
— GitHub Japan (@GitHubJapan) 2020年2月18日
所感
OSSへのコントリビューションの全体像を知り何がわからないか理解できた
これならOSSに参加できそう?って思えた。
また、gitコンフリクト等で躓いた際に教えていただき感謝です。
そして、ベリナビ12月号の冊子版を初めてもらった! 内容が豪華だったのと、冊子がキレイでテンションあがった。
その他、細かい疑問
実際に手を動かしつつ細かい所の理解を深めていく
- OSSに参加することで設計・実装・テスト設計スキルに繋がっていくのか?意識する。
- 概要は理解したがrebaseコマンドの扱いに注意する
- upstreamの設定場所を見る。上書き設定はコマンドラインからできないようだ(たぶんOK)
- コンフリクト時の解消シナリオが知りたい(解消)
- fetch / marge /pullの違い(解消)
- origine/master と origine masterの違い(たぶん解消)