this episode means a lot to me

自分のためのブログです。日々のやったこと・ふりかえりを主に書いています

MENU

【DevSumi2020】新しいHTML<portal>を利用した画面遷移設計 〜PayPayモールとYahoo!ニュースの事例を添えて〜

新しいHTMLを利用した画面遷移設計 〜PayPayモールとYahoo!ニュースの事例を添えて〜 https://event.shoeisha.jp/devsumi/20200213/session/2384/

新しいHTML要素のは、Webの画面遷移体験をよりシームレスにすることが可能です。 ヤフー株式会社が運営するYahoo!ニュースとPayPayモールではPortalsを導入し、先日「新しいHTMLタグportal、Portals機能で変わるWebの遷移体験!CDS2019で紹介されたヤフーの実装例 #UIUX」というブログを公開しました。 ブログでは紹介しきれなかった、Portalsを利用するにあたってのデザイン方法や、Portalsの詳細な技術仕様と実装方法について、ヤフー株式会社のデザイナーとエンジニアからお話させていただきます。

プログラム内容

  • Portalsの概要
    • ページ体験速度早い方がいい
    • a・iframe要素の両方の性質をもっている。指定のページへの遷移と要素の取得
  • portalのコツ
    • ページの繋がりをシームレスに使えるということを意識して利用する
    • facebookの動画再生のように、再生中の動画を維持したまま関連ページの遷移を実現できる
  • リッチなUXに引きずられず、非対応環境でもちゃんと使えているか確認すること
  • 状態としては、以下のようになっていてテストは大変そう。(他にもあったので後で資料を確認する
    • page A(商品一覧)とB(商品詳細)を作成
    • 利用可能なブラウザならportalを埋め込む
    • pageBを開いて、animationで拡大させて、簡易ページBを表示させる
    • activateでpageBのURLに変更する
    • ×ボタンを押すと、アニメーションが小さくなる
    • activateでページAに戻る
  • インプレッションの計測に注意。portalを読み込んだ時点でカウントされる場合がある
  • CVRにもつながってきそうな感覚がある

所感

  • 画面遷移が発生しているけれど、portalを利用することで簡易ページを間に挟んでシームレスな体験を作っている。portalを利用していない場合と比べてみると気持ちよさの違いが良くわかる
  • 要件定義時は、非対応のブラウザに注意を払う
  • テストをする際に実装について理解しておくことは有用